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診療科の紹介

CLINIC DEPARTMENT

小児内分泌科

内分泌疾患ってなに?と思われる方々も多いだろうと思います。
一言で言うとホルモンが引き起こす疾患、ということになるでしょう。

ホルモンと一言で言っても、人の体に中には様々なホルモンがあり、それぞれのホルモンが複雑に関連して、人の体のホメオスタシス(恒常性、一定状態に保つこと)を維持しています。

一般的に、ホルモンは多すぎても少なすぎてもダメで、ちょうどよい状態がいいのです。あるホルモンが何らかの原因で過剰、もしくは過少になった場合、病気を引き起こす可能性が高くなります。

以下の症状で悩んでらっしゃるお子さんは、是非当クリニックを受診してみてください。日本小児科学会認定の小児科専門医でもあり、かつ日本内分泌学会認定の内分泌代謝専門医でもある院長が対応いたします。

次は症状別にみていきましょう。

  • 低身長

    同性別、同年齢のお子さんたちと比べて、著しく低い身長の場合を低身長といいます。

    やや複雑なのは、現在の身長も大切ですが、成長の経過も大切です。現在の身長が平均であるからと言って一概に大丈夫ではありません。

    もともと平均と比べてとても身長の高かったお子さんが、ここ1年くらいで平均に近くなってきた、というときは成長率の低下が存在します。
    むしろ成長率の低下の際には疾患が隠れている可能性が高くなりますので、最近身長が伸びない、元々とても身長が低い、保育園や幼稚園、学校で指摘を受けた、という場合は、是非当クリニックを受診してみてください。

    受診の際にはWeb問診上でもお伝えいたしますが、お子さんの成長の記録を事前に提出していただく必要があります。
    下記のEXCELファイルをダウンロードいただき、注意事項をよく読み、入力を済ませた後にクリニックメールに添付してご送信ください。成長記録の提出は受診3日前までにお願いいたします。受診直前になりますと成長曲線が作成できていない可能性がございますので、当日の診療に支障をきたす場合がありますのでご了承ください。

    事前提出用成長記録

    上記にもあるように現在の身長だけではなく、体重、また生まれてから今までの経過が大切ですし、的確な診断にもつながります。
    スムーズな診療にご協力をよろしくお願いいたします。

  • 思春期が早い、遅い

    特に女の子に多いですが、周りのみんなと比べて一人だけ成長、発育が早い、まだ小学校低学年なのに胸が膨らんできている、などといった状況では、思春期早発症が疑われます。

    逆に中学校になっても全然胸も膨らまない、中学校3年生になっても初経が来ない、という状況では思春期遅発症が疑われます。

    思春期には性ホルモンの影響で一気に身長が伸び、第二次性徴と言われますので、身長の推移も密接に関わっています。

    男の子も思春期早発症が存在しますが、女の子と違って身体所見としては分かりにくい場合が多く、成長率の増加が診断の手掛かりになることが良くあります。

    上記の状況に当てはまって心配、または保育園や幼稚園、学校で指摘を受けた、という場合は、是非当クリニックを受診してみてください。

    受診の際にはWeb問診上でもお伝えいたしますが、お子さんの成長の記録を事前に提出していただく必要があります。
    下記のEXCELファイルをダウンロードいただき、注意事項をよく読み、入力を済ませた後にクリニックメールに添付してご送信ください。成長記録の提出は受診3日前までにお願いいたします。受診直前になりますと成長曲線が作成できていない可能性がございますので、当日の診療に支障をきたす場合がありますのでご了承ください。

    事前提出用成長記録

    上記にもあるように現在の身長だけではなく、体重、また生まれてから今までの経過が大切ですし、的確な診断にもつながります。スムーズな診療にご協力をよろしくお願いいたします。

  • 小児肥満

    お子さんの肥満について悩まれている方も多くいらっしゃると思います。
    肥満とは、過剰に体脂肪を蓄積している状態のことです。肥満症は、単に体重が重いというだけでなく、健康に悪影響を与えるほどの肥満のことを指します。
    原因は、本人の食生活の乱れ、運動不足はもちろんのこと、何か肥満を引き起こす他の疾患が隠れている場合もあり、さらにはご家族の生活習慣や、ストレス、睡眠不足なども肥満に影響を与える因子です。

    お子さんの肥満を放置しておくと以下の健康リスクが上昇します。
    2型糖尿病
    高血圧→将来の心疾患や脳卒中のリスク増加
    高コレステロール血症
    脂肪肝→肝臓に脂肪が蓄積し、肝機能が低下
    心理社会的な影響→小児ならではかもしれませんが、肥満により自己評価が低下したり、いじめに遭いやすくなることがあります。

    予防と対策
    言うまでもないことですが、バランスの取れた食事や定期的な運動、十分な睡眠やストレスをためない生活といった生活習慣の改善が大切です。
    また、ご家族全体で健康的な生活を送ることが、子どもの肥満防止に役立ちます。
    小児の肥満症はある一定年齢に達してしまうと、成人肥満への移行が高率であるということがわかっています。成人期以降の肥満は、すでに生活習慣が確立されてしまっており、非常に対応しづらいのも現状です。肥満に対してこどもの頃から早期に対応することで将来の健康リスクを軽減できるため、小児科医と連携しながら生活習慣の改善を進めることが必要です。

    上記の状況に当てはまって心配、または保育園や幼稚園、学校で指摘を受けた、という場合は、是非当クリニックを受診してみてください。院長が内分泌代謝科専門医の観点から診療いたします。
    予約に当たっては肥満の相談枠からご予約ください。受診の際にはWeb問診上でもお伝えいたしますが、お子さんの成長の記録を事前に提出していただく必要があります。
    下記のEXCELファイルをダウンロードいただき、注意事項をよく読み、入力を済ませた後にクリニックメールに添付してご送信ください。

    事前提出用成長記録

    成長記録の提出は受診3日前までにお願いいたします。受診直前になりますと成長曲線が作成できていない可能性がございますので、当日の診療に支障をきたす場合がありますのでご了承ください。

    現在の体重だけではなく、身長、また生まれてから今までの経過が大切ですし、的確な診断にもつながります。スムーズな診療にご協力をよろしくお願いいたします。

  • 夜尿(おねしょ)

    おねしょの話は大切な話ですが、恥ずかしいといった気持ちから相談、受診になかなかつながらない疾患です。

    5歳以上で1か月に1回以上のおねしょが3か月以上継続していれば夜尿症と言っていいでしょう。

    通常、夜間は抗利尿ホルモン(尿を少なくするホルモン)が自然と分泌され、夜間尿量を抑制し、6~8時間以上は尿を膀胱内に溜めることができます。夜尿はこの抗利尿ホルモンの分泌が不足しているパターンや、膀胱の容量が小さいパターンが主に考えられます。
    また、慢性便秘が夜尿症の原因となっており、便秘を改善するだけで夜尿症が治る場合もよくあります。

    一旦良くなっていたおねしょがまた出現してきた、おねしょだけではなく昼間の尿失禁(日中遺尿)がある、などといった場合は早めに受診した方が良いでしょう。

    おねしょの話はなかなか他人にしづらいものですが、ご相談だけでも構いません。お気軽に受診してみてください。その際には是非Web問診をご活用ください。
    当クリニックは院長が内分泌代謝専門医の立場から診療いたします。