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お子さんの皮膚はデリケートで、ちょっとしたことで湿疹が広がったり、あせもができたりしますね。
乳児脂漏性皮膚炎やアトピー性皮膚炎、じんましんなどの非感染性のものから、手足口病やとびひ(伝染性膿痂疹)、みずいぼ(伝染性軟属腫)のような感染性のものまで、小児の皮膚疾患は多岐にわたります。
時には内服治療が必要な疾患もありますが、塗布薬だけで改善するものも多いです。
しかし塗り薬一つとってみても、色々な塗り薬があり、医療機関でたくさん塗布薬をもらったはいいですが、いざ塗ろうと思うとどれをどこに塗るんだっけ?と迷われたご経験がある方も多いのではないかと思います。
また、塗布薬は塗り方一つで効果がほぼゼロになることもありますし、最大限効果を発揮することもあります。
当クリニックでは小児皮膚疾患の経験が豊富な小児科専門医が塗布薬、内服薬を駆使して診療に当たります。薬を処方するだけではなく、お子さんへの塗り方がわからないと治療になりませんので、塗り方もお教えします。
また小児皮膚疾患においては、お子さんのスキンケアも大切な治療のひとつです。
お子さんの皮膚の症状でお悩みの方は是非当クリニックでご相談ください。
アトピー性皮膚炎とは、かゆみのある湿疹が左右対称に現れ、ひどくなったり、良くなったりを繰り返す疾患です。
原因は、アトピー素因(アレルギー体質)と皮膚のバリア機能(皮膚表面からの水分の蒸発を防ぎ、外部からアレルゲンや細菌など異物の侵入を防御する機能)の弱さを背景に様々な要因が絡んでいます。
バリア機能が低下していることで、外部からアレルゲンなどの刺激が侵入しやすくなり、炎症が引き起こされます。また、かゆみを感じる神経が皮膚の表面近くまで伸びてきて、少しの刺激にも敏感に反応し、かゆみを感じやすくなっています。
「かゆみ→爪でかく→皮膚が傷つく→炎症が悪化する→かゆみが強くなる→・・・」の悪循環に陥りやすいことが、アトピー性皮膚炎の症状を悪化させることと関係しています。
治療としては、大きく3つに分けられます。
①皮膚のバリア機能を回復させ、外部からの刺激の侵入を防ぐための保湿とスキンケア、
②皮膚の炎症を抑えるための薬物療法(ステロイド外用薬やタクロリムス軟膏、デルゴシチニブ軟膏)、
③皮膚の症状を悪化させる原因になる悪化要因の検索と対策が重要になります。
お子さんの慢性的な皮膚の症状でお悩みのお子さん、ステロイド外用薬を使用すると良くなるが止めるとすぐ悪化するお子さんなど、アトピー性皮膚炎の診断も含めて、是非当クリニックでご相談ください。