なにかお困りですか?
質問をご入力ください。
なにかお困りですか?
質問をご入力ください。
こんにちは。しょうのこどもクリニック院長の庄野です。
春になると、「急に熱が出たけど様子を見ていいのか」「発疹が出たけど登園してよいのか」「うつる病気なのか分からない」といったご相談が増えます。春は感染症にかかりやすく、判断にも迷いやすい季節です。
この記事では、春に多い病気の特徴に加えて、受診すべきか・登園してよいか・家庭でどう対応するかという、実際の判断に役立つ内容をまとめてお伝えします。
春は新生活が始まり、お子さんの生活リズムや環境が大きく変わりやすい時期です。
保育園や幼稚園で他のお子さんとの接触機会が増え、感染のリスクが高まります。
早起きや環境の変化によるストレスで、免疫が一時的に低下しやすい時期です。
特に入園直後は、短期間に複数の感染症にかかることも珍しくありません。
各病気の主な症状・うつりやすさ・登園目安をまとめた一覧です。詳しい解説は次の章で取り上げます。
| 病気 | 主な症状 | うつりやすさ | 登園の目安 |
|---|---|---|---|
| 溶連菌 | 高熱・のどの強い痛み・発疹 | 強い | 抗菌薬開始から24時間後 |
| はしか(麻しん) | 高熱・発疹・咳 | 非常に強い | 解熱後3日後 |
| 風しん | 発疹・微熱 | 中等度 | 発疹が消えるまで |
| 水ぼうそう | 水ぶくれ・かゆみ | 非常に強い | すべての発疹がかさぶたになるまで |
| おたふくかぜ | 耳下腺の腫れ | 強い | 腫れが改善するまで |
春にご相談が多い代表的な感染症について、症状や受診・登園の目安を整理します。
38〜39℃の高熱、のどの強い痛み、発疹、いちご舌が特徴です。風邪と勘違いされやすいですが、細菌感染のため抗生物質による治療が必要です。
【受診の目安】のどの痛みが強い/食事や水分がとれない/発疹がある。
【登園の目安】抗生物質を飲み始めて24時間経過後。
高熱、咳や鼻水、発疹、コプリック斑が現れ、肺炎などへの重症化リスクがある感染症です。感染力が非常に強いため、疑った時点で受診前に必ず医療機関へ連絡してください。予防にはワクチン接種が最も重要です。
微熱、発疹、リンパ節の腫れが主な症状です。妊婦への感染が大きな問題となるため、発疹が出た場合や周囲で流行しているときは受診してください。
水ぶくれになる発疹、強いかゆみ、全身への広がりが特徴です。「発疹が少ないから」と登園を判断してしまうケースが見られますが、登園できるのはすべての発疹がかさぶたになってからです。
【家庭での対応】爪を短くする/かき壊しを防ぐ/皮膚を清潔に保つ。
耳の下の腫れ、発熱、食事時の痛みが主な症状です。まれに髄膜炎や難聴を合併することがあります。登園は腫れが改善するまで控えてください。
お子さんの様子を見ながら、受診が必要かどうかを判断していきましょう。
大切なのは病名そのものではなく、お子さんの状態の変化を見ることです。
この3点を軸に判断し、迷うときはお気軽にご相談ください。